2010年04月30日
特別展「龍馬伝」(江戸東京博物館)に行ってきました
4/27(火)から6/6(日)まで江戸東京博物館で「2010年NHK大河ドラマ特別展 龍馬伝」が開催されています。
新聞チラシの"坂本龍馬像オリジナルガラス板写真、3日間(4/27、28、29)特別限定公開" にさそわれ28日に行ってきました。
*4/30以降は複製品を展示するようです。
当日は、傘が手放せないくらいの雨でしたが、JR両国駅の改札を出ると目の前に60分待ちの掲示があり、会場の入場者の最後列には、係りの方が”ガラス板写真まで60分”のプラカードを持っていました。
現存する唯一の坂本龍馬像オリジナルガラス板写真(資料名「坂本龍馬湿板写真」)は横7cm,縦10cm位の小さいもので、テーブルを脇に置いて上野彦馬撮影局で写された写真です。
高知県立民俗資料館所蔵となっていますが、写真のケースに貼ってあるプレートは「武市祐吉氏寄贈」と刻印されています。土佐勤皇党の武市半平太との関係は? ちょっと気になりました、どうなのでしょう? 武市半平太が自刃した1865年の後、1866年または1867年に撮影されたものらしいですが・・・
坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺された近江屋2階の八畳間を実物大で復元してありました。
天井が低く、かつ龍馬達が火鉢を囲んでいた側が更に低く傾斜がついているため、いっそう狭く感じます。
襖をあけて侵入してきた見廻り組に襲撃されましたが、物干し台があった側の障子を破り2階から飛び降りれば・・・・龍馬は風邪をひいていて体調が悪かったこともあり身動きできなかった・・・・
暗殺現場にあった屏風(重要文化財 近江屋旧蔵 書画貼交屏風)には血痕が黒く残っています。
龍馬を斬ったとされる2本の脇差(長さは40cmたらずかな)も展示されていました。
桂早之助所用(越後守包貞)、今井信郎所用(山城守源一法)でした。
龍馬の初恋の女性といわれる平井加尾(龍馬伝では広末涼子さん)が秘蔵したとされる
”坂本龍馬等寄せ書き胴掛” も展示されていました。
この胴掛は龍馬や池内蔵太ら5名の寄書きの袱紗に白絹が縫いつけられており
”あらし山花にこころのとまるとも 馴れしミ国の春な わすれそ 八本こ”
との和歌が書かれているもので「八本こ」とは加尾のことで、白絹は後日縫いつけられたものであろうとされているものです。
龍馬の直筆書簡が多数あり、なかには5mの長さの巻物もありました。
実物を前にすると、龍馬には遊び心があり自分の事、そして世の中のことを客観的に観る才能に長けていたのだなあと納得しました。
特別展 龍馬伝と銘うってますが、龍馬以外の「海舟日記」や武市半平太・久坂玄瑞・平井収二郎・河田小龍他多くの関係者の書簡や刀・ピストル・銃と展示物は多岐に亘っております。
実は江戸東京博物館に行くのは初めてで常設館も同時に観るつもりで行ったのですが、大河ドラマ「龍馬伝」に固執した展示物ではなく、見応えのある内容でした!
常設館は別の機会に行くことにしました。
JR両国駅を出て右側にすぐ相撲の国技館があり隣が江戸東京博物館です。
緑の屋根が国技館、奥が江戸東京博物館。
新聞チラシの"坂本龍馬像オリジナルガラス板写真、3日間(4/27、28、29)特別限定公開" にさそわれ28日に行ってきました。
*4/30以降は複製品を展示するようです。
当日は、傘が手放せないくらいの雨でしたが、JR両国駅の改札を出ると目の前に60分待ちの掲示があり、会場の入場者の最後列には、係りの方が”ガラス板写真まで60分”のプラカードを持っていました。
現存する唯一の坂本龍馬像オリジナルガラス板写真(資料名「坂本龍馬湿板写真」)は横7cm,縦10cm位の小さいもので、テーブルを脇に置いて上野彦馬撮影局で写された写真です。
高知県立民俗資料館所蔵となっていますが、写真のケースに貼ってあるプレートは「武市祐吉氏寄贈」と刻印されています。土佐勤皇党の武市半平太との関係は? ちょっと気になりました、どうなのでしょう? 武市半平太が自刃した1865年の後、1866年または1867年に撮影されたものらしいですが・・・
坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺された近江屋2階の八畳間を実物大で復元してありました。
天井が低く、かつ龍馬達が火鉢を囲んでいた側が更に低く傾斜がついているため、いっそう狭く感じます。
襖をあけて侵入してきた見廻り組に襲撃されましたが、物干し台があった側の障子を破り2階から飛び降りれば・・・・龍馬は風邪をひいていて体調が悪かったこともあり身動きできなかった・・・・
暗殺現場にあった屏風(重要文化財 近江屋旧蔵 書画貼交屏風)には血痕が黒く残っています。
龍馬を斬ったとされる2本の脇差(長さは40cmたらずかな)も展示されていました。
桂早之助所用(越後守包貞)、今井信郎所用(山城守源一法)でした。
龍馬の初恋の女性といわれる平井加尾(龍馬伝では広末涼子さん)が秘蔵したとされる
”坂本龍馬等寄せ書き胴掛” も展示されていました。
この胴掛は龍馬や池内蔵太ら5名の寄書きの袱紗に白絹が縫いつけられており
”あらし山花にこころのとまるとも 馴れしミ国の春な わすれそ 八本こ”
との和歌が書かれているもので「八本こ」とは加尾のことで、白絹は後日縫いつけられたものであろうとされているものです。
龍馬の直筆書簡が多数あり、なかには5mの長さの巻物もありました。
実物を前にすると、龍馬には遊び心があり自分の事、そして世の中のことを客観的に観る才能に長けていたのだなあと納得しました。
特別展 龍馬伝と銘うってますが、龍馬以外の「海舟日記」や武市半平太・久坂玄瑞・平井収二郎・河田小龍他多くの関係者の書簡や刀・ピストル・銃と展示物は多岐に亘っております。
実は江戸東京博物館に行くのは初めてで常設館も同時に観るつもりで行ったのですが、大河ドラマ「龍馬伝」に固執した展示物ではなく、見応えのある内容でした!
常設館は別の機会に行くことにしました。
JR両国駅を出て右側にすぐ相撲の国技館があり隣が江戸東京博物館です。
緑の屋根が国技館、奥が江戸東京博物館。
Posted by 在京長崎応援団塾 at 09:59│Comments(0)
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