2010年の大河ドラマは、三菱財閥の創始者「岩崎弥太郎」の視線を通して描かれた「龍馬伝」でした。主演は長崎出身の福山雅治。「龍馬伝」を楽しめる情報を発信するブログです!

2010年05月31日

旅する長崎学「龍馬が生きた時代」(江戸東京博物館)

 5/29(土)長崎県主催の旅する長崎学講座「龍馬が生きた時代~幕末長崎へ旅に出よう~」に行ってきました。

 なぜ龍馬は長崎をめざしたのか?
 講師の石尾和貴氏(長崎県文化振興課)の内要は
・神戸海軍操練所の「勝塾」で身につけた操船技術を生かせる場所であった。
・「長崎海軍伝習所」「長崎医学伝習所」など西洋からの知識・情報、武器・艦船が集まる窓口であった。
・薩摩藩、長州藩、佐賀藩、福岡藩など各藩の蔵屋敷や各藩の出先機関を合わせると約50藩が集まり、国内の情報を得やすい場所であった。


 長崎大学が保有している幕末の古写真を観ながら姫野順一氏(長崎大学教授)と本間貞夫氏(長崎県参与)のトークショーは、長崎には上野彦馬の撮影局があったため多くの古写真が残っており、写真を分析(部分的に拡大してみるなど)から新たな事実が見つかるというのは興味深い話だった。
 永田斉子さんの月琴演奏、長崎検番の芸妓衆6名による三味線、唄い、踊りで「ぶらぶら節」などを楽しみました。
 

 
旅する長崎学「龍馬が生きた時代」(江戸東京博物館)
 旅する長崎学「龍馬が生きた時代」(江戸東京博物館)

 会場は江戸東京博物館の1階「2010年NHK大河ドラマ特別展 龍馬伝」が開催されている隣の大ホールでした旅する長崎学「龍馬が生きた時代」(江戸東京博物館)旅する長崎学「龍馬が生きた時代」(江戸東京博物館)旅する長崎学「龍馬が生きた時代」(江戸東京博物館)
 お客さんが料亭から帰るときに「送り三味線」というのがあって感謝をこめて客を送るそうです。
 三味線の音色に送られてホールをあとにしました。 いい気分でした!





旅する長崎学「龍馬が生きた時代」(江戸東京博物館)

旅する長崎学「龍馬が生きた時代」(江戸東京博物館)月琴演奏は永田斉子さん













中村法道長崎県知事、司会は廣瀬清香さん(長崎県出身)










 龍馬伝の長崎ロケがグラバー園などで始まったそうですね。
 古写真にもグラバー邸でサムライがライフル銃を持って歩いていたり、大砲が並べてあったり、そばでグラバーがコーヒーを飲んでいるという写真もありました!
 写真をとるときに演出やポーズをとらせることもあったそうだとは!



 龍馬伝第22回「龍という女」(5/30放送)では龍馬とお龍の出会いがありましたね!
 お龍が借金のかたに取られた妹を取り返しに行く! と包丁を振り回して大騒ぎ!

 お龍の後日談(土陽新聞・千里駒後日譚)では
 ・龍馬はソレはソレは妙な男でして
  丸で人さんとは
  一風違って居たのです


 龍馬は姉乙女宛ての手紙に
 ・まことに おもしろき女ニテ月琴おひき申候
 と書いているそうです。

 龍馬とお龍のこれからの展開は・・・?
 昨年10/26に品川プリンスホテルで開催された「龍馬伝サミット」(龍馬伝関係自治体首脳会議:高知市、安芸市、品川区、下関市、京都市、長崎市、鹿児島市、霧島市、福山市)で霧島市の前田市長が龍馬伝の鈴木圭チーフプロデューサーに
「龍馬とお龍が新婚旅行で訪れた塩浸温泉の入浴シーンを是非ドラマの中に入れて!!!」

と熱烈に懇願されました! 鈴木圭さんは笑っておられましたが・・・・

 最近の情報では実現するのかも・・・ 楽しみです!




Posted by 在京長崎応援団塾 at 18:35│Comments(0)
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